市長コラム 「オリンピックの陰で」(平成24年9月)

2012年9月13日

 この夏、ロンドンオリンピックでは、日本勢は史上最高の38個のメダル獲得という大成果を残し、その幕を閉じました。そのような中、国内で行われていた高校総体で、本市出身の山口観弘選手が素晴らしい結果を残してくれました。100mと200m平泳ぎで共に日本高校記録で優勝。しかも200mにおいては、なんとロンドンオリンピック決勝に出場していれば銅メダルという快記録でした。たぶん彼はオリンピックに出場できなかった悔しさをバネに奮闘し、好成績を収めたのだと思います。まさしく伸び盛りの選手にふさわしい記録でした。来年の世界選手権大会、また4年後のブラジルで行われるリオオリンピックに期待したいと思います。市民の皆さんも彼の活躍を楽しみに、応援して待っていただきたいと思います。

 さらに本市には、様々なスポーツで全国大会に出場するなどの活躍する子どもたちがたくさんいます。それぞれの種目で日本一を目指し、頑張ってほしいと思います。

 さて、そのような多くの喜ばしいニュースの陰で、この国を揺るがすような事態が発生しておりますが、このことについての報道が極めて少なく、私自身、非常に違和感を持ったところです。その一つは国政の大変革がありそうだということについて、もう一つは竹島及び尖閣諸島に関する外交問題です。

 その外交問題については、日本の国防を揺るがし、主権国家としてのあるべき姿を損ないかねない、一大事件であると思います。そのことに関する報道があまりに少なく、なにかしら意図的に覆い隠されているように、私には感じられました。

 オリンピックは国民に夢と元気を与える大切な祭典ではありますが、一方で日本国民として真摯に考えなければならない重大事件が発生していることに目を向け、国はしかるべき対応をしていかなければならないという国民の注視と監視が必要なときに、知らせられるべき情報が少なかったという事です。

 今後起きるかもしれない大政変と、危機感が高まる国防問題は、ひょっとすると明治維新、または第二次世界大戦後と同等の大変革がもたらされる兆候となるのではと憂うところです。

 このような国内の情勢ではありますが、市民の皆さんが「志」とは何かと自ら考えて実践している高い「志」の取組みが、今こそ日本で生きる人全体の指針となれば、日本はさらに良い方向へと進むはずであります。

 

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