市長コラム 「新樹並びなさい写真撮りますよ」(平成24年5月)

2012年6月7日

表題は志布志出身の俳人として高名な藤後左右先生の代表的な句です。明治41年に志布志に生まれ、京都帝国大学医学生の頃から現代俳句の旗手として活躍する一方、志布志湾の自然保護運動に尽力された方でもありました。

 鹿児島市の近代文学館で4月30日まで先生の企画展が開催され、また、南日本新聞には「ふるさと再発見」のコーナーで5日間にわたり紹介されていましたので、多くの方が目にされたのではないかと思います。

 先生の足跡を辿ってみますと、昭和46年に鹿児島県の「新大隅開発計画」の発表に対し、住民一体となった反対運動の先頭となって活動を始められ、後には全国での自然保護運動へと繋がっていったようであります。

 現在の志布志湾は、石油備蓄基地が建設され、また昨年には志布志港が国際バルク戦略港湾にも指定されて、目覚ましい発展が進んでいる最中ですが、先生の力を尽くした活動が無ければ、今でも続くこの白砂青松の光景は壊滅的な状況になっていたのではないかと改めて感じました。

 さて、私はというと、3月号の市報のコラムで「GNS・ゴミ拾い(G)日本一(N)市長(S)」を目指すことをお伝えしたのですが、先日そのことでテレビの取材を受けました。その時の記者の方に「市長、すごいですね。GNSの『S』は市長を表し、市民を表し、また志布志も表していますね」と気付かせていただき、まさにその通りだと思いました。ゴミ拾い日本一の市長、市民、志布志。これこそ私が望むことだと改めて感じたところです。志布志市に住む皆さんは、ぜひゴミ拾い日本一の市民という自負を持って、ご協力いただければ幸いです。また、市役所の職員も同じ『S』ですから、一丸となって取り組んで参ります。

 左右先生の愛したこの志布志の自然を守るためにも、まずは足元のゴミを拾うことから市民の皆さんと共に「GNS」を目指したいと、決意を新たにするところです。

 追伸:先生の企画展を近代文学館よりお借りしながら、本市でも開催する予定です。お楽しみにお待ちください。

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