市長コラム 国際環境と志布志(平成22年12月)

2012年6月6日

11月23日、延坪島で起こった北朝鮮と韓国の軍事衝突は、戦争の始まりを予感させ、大変危機感を募らせる事件でした。現在のところ、今回の衝突だけで収まりそうではありますが、この問題がアメリカ、中国を含めて冷静な対応で解決できることを期待しています。

 今回の事件をはじめ、尖閣諸島や北方領土、竹島といった領土問題など、日本を取り巻く状況は非常に厳しいものであります。

 日本列島を船に例えると、志布志は正しく「舳先」であり、海外へ向けた展開を求められている地域として国際緊張が高まるということは、少なからず影響を与えられるものだと思っています。

 また、志布志港は、国際バルク戦略港湾の指定を受けるべく、国に対する働きかけを、県と共に地域の皆様の全面的な合意をいただきながら取り組んでいます。一方、国が表明したTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加は、農産物など例外なく貿易を自由化するものであり、地場産業として農業が大きな割合を占めるこの地域にとって、劇的な影響を与えるものであります。

 この2、3ヶ月の間に起こった事件や打ち出された政策に、志布志市はまさに国際環境の中にその身をゆだねられている地域なのだと実感しています。課題はとても志布志市だけで解決できるものではありませんが、今後の行方を見守りながら、共生・協働のまちづくりをし、真摯に志あふれるまちの実現に向けて取り組んで行くことが、志布志市の進むべき方向ではないかと考えています。

 話は変わりますが、市の地域情報基盤整備事業は、現在順調に準備を進め、行政告知放送端末設置のための申込を行っているところです。NHK連続テレビ小説「てっぱん」のオープニングのような健康体操など、本事業で始まるケーブルテレビの市民チャンネルで、市民参加型の取組みをしていきたいと思っています。皆様には早めのお申込みと、工事へのご協力をお願いいたします。

 また、健康について続報ですが、国保の医療費増加率は、3月~9月期の段階で前回よりやや低下したものの、皆様のおかげで依然としてマイナス5%近い、高い水準を保っています。

 寒い冬になり、風邪やインフルエンザが流行る季節です。体調管理には十分に気をつけ、「かかったかな?」と思ったら、すぐに薬を飲むか病院へ行って、早期治療、早期回復に努めてください。

 年末年始、どうぞ健やかにお過ごしくださるよう、お祈りいたします。

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