市長コラム 志をかたちに(平成21年3月号)

2010年6月25日

「志」をかたちに
 2月21日、22日に市生涯学習フェスティバルが盛大に開催されました。会場となった市文化会館には多くの方の作品の展示や活動の状況の写真パネルの展示も行われ、舞台発表も多数行われました。
 志布志市が誕生して4年目になりますが、市内には多くの方が生涯学習を楽しんでおり、合併したことで、更にそのネットワークが広がったと感じています。
 開会行事の中で学長の酒匂景一さんも話しておられましたが、毎年増加していた生涯学習講座生が今年になり横ばいとなったことは少し気がかりに思いました。また、会場には多くの方が集まりましたが、その殆どが女性でした。学びの中に男性ももっと入っていただきたいと思いました。私も多忙を理由になかなか参加できませんでしたが、今年こそは「何か学んでみたい」と皆さんの成果を見ながらうらやましく思いました。
 生涯学習推進大会で「ありがとう篤姫活かそう、姫の志」と題して市創年市民大学の学長としてお馴染みの鹿児島大学教授の原口泉先生とNHK大河ドラマ『篤姫』の音楽を担当された吉俣良氏のトークショーが行われました。これは吉俣氏が鹿児島県出身で奥様が志布志町田之浦のご出身という縁で実現したもので、篤姫製作の裏話や作曲の苦労話など大変興味深く楽しいものでした。
 その中で特に印象に残ったのは、ミュージシャンとして活躍した吉俣氏が、映画やテレビの音楽を手掛け「DR.コトー診療所」やNHK朝の連続テレビ小説「こころ」等の音楽を担当した時に「次は大河ドラマの音楽をやりたい」と公言し続けたという話でした。音楽大学出身でない吉俣氏が、大河ドラマの音楽を担当するということは当時は考えられなかったといいます。しかし、そのことで、願いは叶い大河ドラマの音楽担当として、とても素晴らしい音楽の数々(80曲!)を作り、篤姫をよりドラマチックに演出していました。
 夢を実現するために、努力することはもちろん大切ですが、言葉にして念じ続ければ、その可能性は確実に高まると多くの方が言っています。私も「志のあふれるまち」をことある度に言い続けいつか実現することを願っています。
 私達が何かするときには一つのことに一生懸命ですが、ドラマのBGMのようにそのことを色づけするものがあれば、さらに光輝かせることができる。それが共生・共働・自立の精神だと改めて実感する機会になりました。

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