市長コラム 広がっていく「志」(平成21年5月)

2010年6月25日

広がっていく「志」
 4月21日、市内の西光寺で日本を代表する俳人金子兜太先生の句碑建立式典に参加し、その後に行われた講演会にも参加しました。
 市内にはボルベリアダグリにある種田山頭火の句碑など8基がありますが、これに新たに「正面に白さるすべり曲れば人」の句が刻まれた句碑が加わり新しい文化財が誕生したといっても言い過ぎではないと思います。
 講演会も拝聴したのですが、その中で先生は俳句というのは花鳥風月だけを詠むのではなく、人間の内面にある生々しさを詠み、知的野性で、情誠(こころのまこと)と物の美と溶け合ったのが俳句だと話されるのを聞き、俳句の世界は私達が考えるより人間味の溢れるものだと知り、どのような世界でも人間が主役で、財産だと気付きました。
 話しは変わりますが、4月になってから志布志市でも定額給付金の申し込み受付が開始され、早速、口座に給付金が入金された方もおられることと思います。この給付金は国が緊急経済対策の一環として家庭支援との位置づけですので、給付金を手にされた方はこの趣旨に則り有意義に活用していただきたいと思います。なお、志布志市でも独自の経済対策として市内の商店で使用できるプレミアム商品券を発行いたしました。手続等面倒な面もありますが、大変お得な商品券になっておりますので、市の活性化のためにも活用していただきたいと思います。
 景気については皆さんの気持ちの影響も大きいと思いますので「きっと景気は良くなる」と前向きに取り組むことで、これまでの大不況を先人達が乗り切ったように、私たちも克服できると信じています。「病は気から」ではありませんが、景気や健康、社会情勢等には多くの人の気持ちが大きく関わっているのです。
 「まちを良くしたい」「地域を活性化したい」その様な「志」を持った方が多く集まれば、きっとその志は達成されると思います。最近、志布志中学校のPTAが中心となり「志新会」が発足しました。これは、同校でこれまでも生徒による「あいさつ運動」や「ほうきの目運動」に取り組んでいますが、これらをさらに徹底し、さらに自分たちだけではなく地域全体で取り組む運動というのが素晴らしいと思います。
 毎月「4」の付く日に取り組まれるということですので、私も時間の許す限り参加したいと思います。この「志」の輪が同地域のみに留まらず市内全域に広がることを期待しています。

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