市長コラム 激変の時代(平成21年6月)

2010年6月25日

激変の時代
 新型インフルエンザ(H1N1)がメキシコで発生した際、当初は豚インフルエンザと報道され、市の基幹産業の一つでもある畜産業が風評被害を受けないかと心配しておりましたが、このウイルスは弱毒性で通常の健康管理で防げるということが国民にも認識されはじめ、ほっとしました。もちろん市では、流行の際には対策会議を設置し蔓延防止と事態の収束に向けて万全を期してまいります。
 最近は、地球環境の変化による新しい病気の発生や、アメリカ発のサブプライムローンに端を発する世界的な不景気など自然環境・社会環境どちらも激変の時代にあるのではないかと思います。
 社会環境については、金融市場主義に世界が限界を感じはじめたのではないかと思います。今後、経済は新しい価値観にシフトしていくべきではないかと考えます。そして、その新しい価値観は「自然を大切に」「エネルギーを大切に」「美しい環境を守る」「温かい人が営む企業経営」だと思います。
 特に、アメリカに誕生した オバマ米政権は環境政策に力を入れており、自動車メーカーに義務づけている自動車燃費規制を2016年までに全車種平均で1リットル当たり約15キロメートルまで向上させるなど、様々な政策の前倒しや規模拡大して打ち出しています。これは現在、日本で取り組まれているものよりはるかに高い目標であり、このことが実現されることで自然環境は著しく改善されるとともに社会環境についても大きな変化がおこると思います。
 そして、世界は自然と共生する社会にならなければなりません。ITの革新やバイオマスによる再生可能なエネルギー社会の実現に向けて科学技術は更に発展していくものと思われます。
 そのような中で、志布志市は一昨年「志のまち」を宣言いたしました。これは「高い志」と「慈愛の精神」による「志のあふれるまちづくり」を推進するもので、市民一人ひとりが、それぞれの役割をもって、志を掲げ、行動を起こし、輝く志布志市を目指していくもので、この激変の時代を生きていくのにふさわしいものです。
 そして今、ふるさと納税により全国の多くの方から大きな「志(こころざし)」が届いています。故郷を離れてもこんなにも応援していただいていることに驚くとともに、身の引き締まる思いです。今後、この「志」にこたえることで市内外に高い志の輪が更に広がっていくことを期待いたします。

  

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