市長コラム 米百俵の精神を今こそ!(平成20年12月)

2009年2月20日

 今年一年を振り返ると、市では「国保の税率改正」が大きな問題となりました。医療費の増加が著しくなり、国民健康保険税の額を一世帯あたり11.9%負担増とせざるをえませんでした。今後もこのまま医療費の増加が続けば毎年約5%国保の医療費が増額になると試算されております。
 このことについては、ひまわり元気委員会を立ち上げて、協議を行っていますが、市の発展や市民の幸福のためにも医療費抑制に向けて市民が一丸となって取り組む必要があると思います。来年は「健康づくり元年」として具体的な提案を行っていこうと考えておりますので、皆様のご協力をお願いしたいと思います。
 11月29日、昨年に引き続き「志ネットワーク青年塾」代表の上甲晃氏の講演と塾生による『米百俵』の演劇が行われました。これは、幕末から明治初期の長岡藩の教育にまつわる故事で、藩は一日の食にも苦慮する状態のなか三根山藩から百俵の米が贈られましたが、藩の大参事小林虎三郎は「米は食べれば1日で無くなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」と、この米を売却し学校設立の費用としたというものです。
 現在、国会では今年度の政府の経済対策の一つとして、全国民に12,000円を、18歳以下と65歳以上には8,000円を加算して給付するという生活支援定額給付金が議論されております。
 このことについては、まだ詳細については決定しておりませんが、まさに明治初期の長岡藩の『米百俵』の故事と現在の情勢が重なり合っているように感じます。
 当初この給付金として、現金が国民の手元に直接支給されれば、消費に結びつき、景気対策になるのではと考えたのですが、内容が明らかになるにつれ、配布する自治体にとっては、かなり厳しい状況になると分かり、今後の行方が懸念されるところです。
 このようなお金があれば、私たちのまちとしては、市の将来を考えて市民の健康づくりのために使わせてもらうのも一案かと思うのです。
 来年も世界的な経済の低迷が続くかと思いますが、これまでの投機的な経済から「ホンモノ」が評価される実態のある経済活動にシフトするチャンスだと思います。
 市といたしましても、高い『志』を持って取り組んだ安心・安全な食材のブランド確立や更なるリサイクルによる環境負荷の低減等に協力して行きたいと思います。

  

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