市長コラム 健康と生きがい(平成20年7月)

2009年2月20日

 市の医療費の負担が大変大きくなってきています。これまで被保険者の年齢や窓口負担等の引き上げ等を行うなど制度改正を行ってきましたが、増え続ける高齢者医療費の財政負担を抑制し「高齢者の医療費を国民全体で支える」ことを目的として誕生したのが後期高齢者医療制度です。
 この制度には様々なご意見もあるかと思いますが、国全体で考えると何らかの制度は必要になると思います。様々な問題が発生していますが、今後の運用により改善されていくことと思います。
 地域医療を考えると新医師臨床研修制度が平成16年に始まり、研修先を自由に選べるようになり、研修医は都市部へ集中し、地方の医師数は慢性的に不足しています。また、労働力としての研修医を多く抱えることのできなくなった大学病院が人手確保のため関連病院へ派遣した医師を引き上げ始めた結果、地方では医療そのものが成り立たなくなるなどの問題も出始めているのです。このように、志布志市の医療は大変難しい局面にあると考えざるを得ません。
 豊かな人生を送るために何が大切か考えると、やはり「健康」だと思います。
 そのため、市では、膨らみ続ける医療費を抑制するためにも、プロジェクトを立ち上げます。そして、市民一丸となって健康増進に努めていきたいと思います。
 そういう私自身も多忙を言い訳に運動不足で、世間を騒がせているメタボリックシンドロームが気がかりです。「早期発見・早期治療」が病気を治す最善の方法と言われます。医療費抑制のためにも、対象となられている方は「特定健診・特定保健指導」を受けていただきたいと思います。
 クオリティオブライフという言葉がありますが、これは「元気で自分らしく生きること」だと思います。ジョギングやウォーキングで健康を保たれてる方も多いようです。私はここに、生活をもっと充実させるために「生きがい」を提案します。
 例えば、元気な高齢者の皆さんが、自宅の農園で安心で安全な野菜作りに取組み、それらの野菜を家族で消費するのです。そして、残った野菜を健康手作り野菜として流通させれば、きっと消費者も喜ぶと思います。そのように高齢者の方も社会参加することが生きがい作りにつながると思います。
 7月に入り暑い日が続きますが、健康管理には十分気をつけていただきたいと思います。

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