市長コラム 青春(平成20年5月)

2009年2月20日

 先に開催された教職員宣誓式で、今年着任された85人の教職員を代表して新任の大浦夏樹先生(志布志中学校)が声高らかに力強く宣誓をする姿に、清々しい青春を感じました。
 日本には春夏秋冬の四季があります。毎年、四季は必ず巡ってまいります。春は新緑も眩しくエネルギーが満ち溢れ、人生に例えれば青春真っただ中というところです。
 ところで、この青春の「青」とはどういった意味があるのでしょうか。これは、人生の時期を表す言葉で、古代中国で発生した哲学思想の『陰陽五行説』からきています。その他にも朱夏、白秋、玄冬とそれぞれの季節に色を冠しています。青春は10~20代、朱夏が30~40代、白秋は50~60代、玄冬はそれ以降といったところでしょうか。しかし、人はいつまでも青春でありたいと思うものです。最近は歳をとっても元気な方が多いようで、青春とは特定の期間ではなく心の状態をいうのではないかと気付かされます。
 市内でも何歳になられても飽くなき挑戦を行っていることを見聞きすると「この方達は青春まっただなかなのだ」と感じずにはいられません。先日も、市内で200ヘクタールの茶園を手がける鹿児島堀口製茶(堀口泰久社長)が「直営農場100ヘクタールで7ヶ月間無農薬で管理された茶を販売する」という記事が新聞に掲載されていました。小規模の経営なら例があるのですが、これほど大規模な無農薬栽培は例がないと思います。
 堀口社長は以前台風が襲来した後には茶の品質を落とす害虫カンザワハダニ等が激減したことをヒントにスコールモンスターという洗浄駆除機を開発し、秒速40メートルの風と毎分20リットルの水で農薬散布と変わらない効果を得ているといいます。このように、すぐれた想像力や逞しい意志、燃える情熱、勇敢な心があればいつまでも青春だと思います。そして、このような取組みが食の安全が叫ばれる現在において、志布志市の農畜産物の品質向上とイメージアップにつながることは間違いありません。
 ところで、志布志市も誕生して3年目になりました。私自身の任期4年から考え、誕生した年を春だとすると今年は夏から実りの秋にかけた季節になるのでしょうか。
 人の四季は一度きりです。しかし毎年めぐる季節には同じものは二度と来ません。私はその時々にいつまでも青春の気概と高い志を持って志布志市の発展に尽くしていきたいと思います。

  

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