市長コラム ふるさと(平成20年2月号)

2009年2月20日

先日、伊﨑田中学校の還暦同窓会に参加させていただきました。私も子年生まれで、今年60歳となります。同窓生が130人いる中で、地元に残っている方は僅か12人であったということに驚きました。
 当時は高度経済成長の中、多くの方が仕事を求めて都市部へ飛び立ち、日本の成長を支えたのだという事を改めて実感しました。
 「うさぎ追いしかの山」で始まる文部省唱歌「ふるさと」の歌詞に「志をはたしていつの日にか帰らん」の一節があります。
 今、故郷を離れている多くの方も心の中にはいつも「ふるさと」があるのではないでしょうか?
 現在、総務省では「ふるさと納税」について研究会で議論が行われています。これは地方格差で、過疎など、税収減に悩む地方自治体に格差是正を推進するための新構想で、菅義偉総務相が平成19年5月に創設を表明したものです。
 地方では、個人に対する人材育成のコストを負担していますが、卒業すると都市部に就職する場合がほとんどになります。「ふるさと納税」が創設されれば「このような矛盾や格差を無くしたい」「都市部にいても生まれ育った故郷のために力になりたい」という方が「ふるさと納税」を行うのではないかと思い、研究会の論議の行方を見守っているところです。
 しかし、お金も大切ですが、多くの若者や子どもたちの賑やかな声が市内各地で聞こえる「ふるさと」であることの方が大切です。市が発展し、多くの若者が働く場を得られるような政策を今後も取組みたいと思います。
 話は変わりますが、今年は「北海道洞爺湖サミット」が開催されます。今回のサミットでは政治経済のほか『環境問題』が大きなテーマの一つに掲げられています。
 現在、志布志市は、日本一のごみの資源化率を目指して取り組んでいます。次の世代に美しい環境を残すことはもちろんですが、このことが日本中に浸透することで、食の安全が叫ばれている農畜産物についても、きっと高い評価が与えられ、市の発展につながると思います。
 では、私たちはどうすればよいのでしょうか。テレビやラジオのCM(コマーシャル)で「知っている人からしている人へ」という言葉を耳にします。「マイバックを使用する」「ごみを捨てない」等、知っていることを実行するだけで大きく変わっていくと思います。そのような「きれいなまちにしたい」という一人ひとりの小さな行動が大きなうねりになることを願っています。

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