市長コラム 「志」パワーが人を動かす(平成19年12月)

2009年2月20日

 油断して風邪をひいてしまいました。熱やせきで身体中から悲鳴が聞こえてきそうです。市民の皆様におかれましても体調管理には十分に気をつけてほしいと思います。全国的にみても例年インフルエンザで命を落とす方も多いので、その予防には十分な対策を講じてほしいと思います。65歳を超える方の予防接種には市からの助成も行われていますので、ぜひ利用してほしいと思います。
 健康な時には病気の事を忘れ、豊かな時代になると苦しかった頃を忘れてしまいがちですが、常に危機管理を心の中に持ち続けないといけない教訓となりました。
 先日、大隅の國やっちく松山藩が国土交通大臣賞を受賞しました。これは、同団体の「人づくり」「もてなしの心」「手づくりへのこだわり」を基本理念にした秋の陣祭りのほか様々なイベントや活動が高く評価されたものです。
 「箸よく盥水(かんすい)を回す」という言葉があります。最初、箸1本で盥水(水をいっぱいにはった盥たらい)を回しても箸1本がただ回っているだけです。根気よく回していくと周りの水が少しずつ回るようになります。さらに回していくとその輪は広がり大きな渦になり水しぶきが盥からあふれるまでになります。小さな努力も続けると大きな力となりうねりとなるという酒井大岳先生(曹洞宗長徳寺住職)の言葉です。
 これは、まさに現在の志布志市の歴史ある行事やイベント、文化に通じている言葉だと思います。お釈迦祭りや松山藩の活動、志布志の冬の風物詩となったイルミネーションの点灯などについても『現在の形が無い』時代に、誰かがそれをイメージして高い志を持って努力を続けて来た結果だと思います。「こんなまちにしたい」「こんなところに住んでみたい」そんな純粋な思いが、高い志により次第に具体的な形になってきます。
 そして、いま「美しい志布志市」をイメージしてマイロードクリーン大作戦に多くの市民の方が取り組んでいます。最初は小さな運動でしたが、12月1日現在、参加人数は966人、延べ612キロメートルという運動になっています。
 個人的な夢は志とは言いません。周囲に希望をあたえることや、協力しようという気持ちにさせること。そんな、考えるだけで楽しくなるような大目標が志です。「志立たざれば舵なきの舟、銜くつわなきの馬の如し」の言葉があります。新しい年に向けて志も新たに頑張りたいと思います。

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