建築士と設計・工事監理

2007年12月6日

 建築士法では、建築物の安全性などの質の確保を図るために、原則として建築士が設計および工事監理を行わなければならないことになっています。

「設計」とは、建築士法で設計図書を作成することとされています。設計図書とは建築工事実施のために必要な図面と仕様書です。設計図書が、建築基準法やその他の建築関係規定に適合していなければ、その設計図書に基づいて行われる工事監理業務に支障が生じます。安全で安心な建築物を建てるためには、建築士に設計を依頼し、適切な設計図書を作成してもらうことが必要です。

「工事監理」とは、工事を設計図書と照合し、工事が設計図書のとおりに実施されているかどうかを確認することです。建築基準法では、工事監理者を定めなければならないとされています。建築物の安全性等を確保するために、工事監理は確実に実施されなければなりません。また、完了検査の申請では、申請書の中で工事監理の状況を報告しなければならないこととなっています。したがって、建築士に工事監理を依頼し、その内容を報告してもらう必要があります。

 建築士には一級建築士、二級建築士及び木造建築士の3種類の資格があり、建築物の規模、用途、構造に応じて、それぞれ設計・工事監理を行うことができる建築物が定められています。
 建築基準法においても、建築士法に違反して設計された建築物についての確認申請書の受理や工事の施工を禁止しています。

 

設計・工事管理

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