志布志港の沿革

2005年12月25日
志布志港

 志布志港は古くから海を糧に栄え、中世期の志布志は島津氏庄園唯一の水門(港)として、この地の発展に大きな足跡を残しています。海上交通が盛んになった江戸時代には、海外交易でひらけ、「志布志千軒のまち」と、うたわれるほどのまちなみを形成し、活況を呈していました。

 近年に至って、志布志港の整備は、鹿児島県東部地域の流通拠点港湾として、昭和44年4月、国の重要港湾の指定を受け、現在では本港地区、外港地区、若浜地区で形成されています。さらに、昭和62年4月には開港指定を受け、CIQ完備港になりました。

 太平洋に開かれた地理的優位性と、アジア・太平洋地域と日本主要市場を繋ぐ中継港としての役割が期待されていることから、国際物流港湾としての機能向上をはかることを目的に、平成5年8月、志布志港の港湾計画が打ち出され、その計画に基づき、外貿コンテナ貨物等による貨物取り扱い量の増加に対応するため、港湾地域南側を95ha埋立て新若浜地区として、多目的国際ターミナルに対応できるバースなどの整備をはじめ、若浜地区に旅客船埠頭の整備を整えた。平成8年には九州唯一の中核国際港湾に位置づけされ、外港地区にガントリークレーン、くん蒸庫、リーファーコンセントといった設備の整備などが行われた。

 本港地区は漁船係留施設として活用されており、外港地区は、近年、木材の輸出量が、日本一となっており、木材輸出のための荷捌き拠点として活用されています。

 若浜地区には大規模な穀物貯蔵施設や配合飼料製造業等が立地し、世界各国から大型穀物船等が就航する飼料コンビナートが形成されており、南九州地域の物流拠点として、地域経済の発展に大きく寄与しています。平成23何5月に国際バルク戦略港湾(穀物部門)に選定されており、国、県、関係企業と連携して協議を進めています。

 新若浜地区は、平成21年に「新若浜地区国際コンテナターミナル」として一部供用開始されており、国際コンテナ取り扱い量は九州第3位に成長してきています。

 現在、整備が進む、都城志布志道路などの交通網の充実により、志布志港は、太平洋に開かれた地理的優位性を活かし、南九州地域における物流拠点港湾としてさらなる発展が期待されます。

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