市長コラム (平成27年1月)

2015年1月13日

 新年明けましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、ご家族お揃いで健やかなお正月をお迎えのことと、心からお喜び申しあげます。


 さて、皆様ご案内のとおり、昨年末、突然衆議院の解散が行われました。その結果自民党を中心とする与党が、衆議院の三分の二を超える今までと変わらない議席を獲得され、引き続きアベノミクス経済の推進を図り、デフレ脱却の政治が行われることとなりました。


 東京のような大都市圏や一流企業では、アベノミクス効果が十分行き渡ってきているところでしょうが、安倍首相自身が認めるように、本市のような日本の地方においては、未だその好景気は伝わっておりません。今後はスピード感を高められ、地方でも景気が良くなったと実感できるようにして欲しいものです。


 さて、昨年の志布志市を振り返ってみれば、相変わらず活気あふれる話題豊富なまちでありました。


 まず大相撲の千代鳳関、千代丸関の兄弟関取がすっかり幕内に定着し、千代鳳関は5月場所では新小結となりました。直前に行われたお釈迦まつりのパレードにはお二人で参加、まつりを大いに盛り上げていただきました。今年も更に活躍して、志布志の地名を全国に広めていただけるものと期待しています。


 少し寂しい話題ですが、少子化に伴う人口減少は本市にも訪れており、3月には志布志地区の出水中学校と田之浦中学校が閉校になりました。両校とも数多くの優秀な卒業生を輩出し、67年の歴史に幕を下ろしました。また休校中でありました四浦小学校も閉校が決まり、時代の流れとはいえ、寂しい思いをしたところです。


 市の商工会青年部の皆様が、鹿児島県版グルメグランプリに「天然鱧入り志布志湾三昧丼」を出品し、グランプリを獲得されました。1年目にグランプリ獲得、2年目、3年目は準グランプリ、4年目である昨年、再びグランプリ獲得で、いまや県内では有数のグルメのまちとなっています。そして全国版グルメ大会「全国ご当地どんぶり選手権大会」に3年連続で予選を勝ち抜き、本選に出場して、今一歩で5位入賞というところまで来ています。グルメの分野での日本一出現に期待が高まります。


 ゴミの資源化率は、市民の皆様の変わらぬご協力を得て、8年連続で市の部門で1位です。昨年から新たに、サモア、バヌアツ国を対象としたゴミ分別のJICA「しぶしモデル事業」を展開中です。
 そして、志布志港からの木材輸出が4年連続で日本一です。主な輸出先は中国や韓国ですが、今年は更に増えて50万立米に達するものと予測されています。この輸出増により、森林組合の事業が増え、輸送関係の仕事も増えてきています。本当にありがたい話です。


 さて、志布志の夏そばについては、取組を開始してから4年目となりました。量的にはまだ少ないところですが、毎年6月30日に安楽山宮神社で開催されている「夏越の大祓い・茅の輪くぐり」という神事に絡ませ、「12月31日は年越しそば、6月30日は志布志の夏そば」という新たな日本の文化を作ろうという意気込みで取組みました。


 女子柔道では、志布志町夏井出身で現在国分中央高校3年、前田千島さんが3月の全国高校柔道選手権52キロ級で優勝しました。インターハイでは残念ながら準優勝。オリンピックに出場し、活躍したいと張り切っておられます。


 11月には全国農業普及活動高度化研究大会で、曽於畑かんセンター発表の「更なる飛躍を目指す『志布志のピーマン』パワーアップ作戦」で農林水産大臣賞を受賞しました。昨年は同センターの「水で切り拓く大規模茶産地の育成」という発表で同賞を受賞しましたので、2年連続で本市が受賞となりました。


 JAあおぞらの有明茶が、9月にイスラムの戒律に従って製造されたことを示す「ハラル認証」を、お茶で日本で初めて取得されました。このお茶がアラブ首長国連邦の首都アブダビで開催された食品展示会「SIAL中東」で、日本初となるベスト10のイノベーション賞に選ばれました。JAあおぞらでは早速現地の喫茶店に、有明茶を展開する準備を進められているそうです。


 このように昨年1年間、様々な分野で、また私どもが考えもしない分野で市民の皆さんが頑張り、日本一を勝ち取ってこられました。今回ご紹介させていただいたもののほかにも、様々な日本一やそれに近い結果が多く出ています。まさしく日本一のまちづくりを目指す志布志市の意気込みが、実感できた一年になったところです。今年も昨年以上に色んな分野で「市長、日本一になりました」とたくさんの報告があるものと期待します。


 志布志市は、志布志港の発展と共に、豊かに大きく広がる台地で営まれる農業を基幹産業として、発展を遂げているまちであります。その志布志港の後背地に臨港工業団地を造成中であり、今年の4月から1期目の分譲ができるよう準備中です。現在進出の打診がありますので、早い内に企業誘致を実現し、働く場の創出を目指します。


 東九州自動車道は昨年末、鹿屋串良まで供用されるようになりました。早ければ4年ぐらいで志布志まで供用されるものと期待しています。同時に志布志~串間~日南間もまもなく整備区間指定がなされるのではないでしょうか。都城志布志道路は志布志港まで全線整備中です。


 安倍内閣の推進する「地方創生事業」にも積極的に取組み、本市独自の若者に魅力ある仕事を創生し、一人でも多くの若者の定着を果たし、地域の核となる人材の育成を目指して参ります。
 また今年10月下旬には、国民文化祭が鹿児島県全体で開催され、志布志市は「志エッセイ」を中心とした企画で参加します。


 このように今年も志布志市は、皆様の全面的なご協力を賜りながら、共生・協働・自立のまちづくりに市民の皆さんと一体となって邁進してまいります。どうぞ皆様の倍旧のご協力を賜りますよう、よろしくお願いします。


 最後になりますが、新しい年が皆様にとりまして、夢と希望に満ちた輝かしい年でありますと共に、ご家族一同お健やかでつつがない一年となりますよう心からお祈り申しあげ、新年のご挨拶といたします。


平成二十七年  元旦
志布志市長 本田修一

お問い合わせ

総務課
秘書広報係
電話:099-474-1111
ファクシミリ:099-474-2281