市長コラム (平成27年3月)

2015年3月12日

 2月2日から7日にかけて、アメリカ合衆国のシアトル市に行ってきました。シアトルといえば旧志布志町時代から20年続く高校生の海外研修を行っているまちであり、人口約62万人、アメリカ北西部に位置するワシントン州の中心都市です。私がそのシアトルに何をしに行ったのかといいますと、世界のコーヒー専門店であるスターバックス本社に市の茶業振興会の方々と「お茶」を売りに行ってきました。同社は世界65カ国で2万1千店を展開し、20万人以上の従業員を抱える一大企業です。そのコーヒー専門の会社が同国の茶専門店であるティーバナ社を買収、茶事業を本格的に展開するという情報を得て、今回訪問したものです。この茶専門店は北米を中心に約300店舗以上を持つ会社ですが、スターバックス社はこれを買収し、今後4年間で世界中にお茶を広め、『お茶を飲む』という習慣を根付かせたいということでした。


 現在すでに志布志市にもこの会社からお茶の買い付けが来ていますが、さらにその取扱量を拡大してもらおうということのお願いに行ったところでした。
 ご承知のとおり、日本国内では年々、茶価の低迷により茶の生産量が減ってきています。それは一世帯当たり、また一人当たりの茶の消費量が減っていることと、茶以外の飲み物に消費者の嗜好が変わってきていることが原因と考えられ、市況に反映されていると思われます。しかし本市では、お茶の成分に健康増進機能がある事に着目し、お茶を多く飲むことで健康になり、結果的に医療費が低減し、国保財政の健全化、同時に茶産地である茶農家の経営改善にも繋がればと各種事業に取り組んでいるところです。


 今回の訪米で改めて「アメリカの方は太った人が多い」ということに気付きました。そしてエリート層においては「自己管理が出来ない者には仕事を任せられない」という風潮があるようです。スターバックス社は、お茶が健康にいいということに気付き、アメリカ人の体質改善を図ろうとしているのかもしれません。しかし、同国内で使用されるお茶はそのほとんどが紅茶や中国茶であり、緑茶は全体の10%にも満たない現状ですが、健康志向が高まり、安心安全な日本のお茶の認知度が上がれば、将来的に志布志のお茶をどんどん輸出出来るようになるのではと期待しています。そのためにも一歩ずつ付き合いを深め、将来に繋げたいと思っているところです。


 さて、話は変わりますが、鹿児島市で開催された『第1回鹿児島ラーメン王決定戦』で志布志のマルチョンラーメンさんが、市民の皆さんの応援にこたえ、堂々の優勝を果たされました。これでまた一つ志布志の名物が増えたものと嬉しく思っています。

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