市長コラム (平成29年8月)

2017年8月16日

去年、日中は晴れていたにもかかわらず大雨の中での開催となった志布志みなとまつり花火大会。今年も早朝から花火大会にふさわしい好天で、たくさんのお客さまにお越しいただけるだろうと大いに期待していました。夕方、様々な催しを行う中、花火開始1時間前になって大粒の雨が降り出し、去年と同じパターンになるのではとかなり心配しました。幸いその雨も30分ほどで上り、花火が打ち上げられる空模様となりましたが、数時間後に再度強い雨が降ると予想されたため、花火の打ち上げ開始を30分ほど早め、無事雨に降られることなく終了まで花火を打ち上げられました。

最近の雨の降り具合は、九州北部豪雨、あるいは秋田の大雨もそうだったように、想像を絶する程の大雨が降る時代となりました。また、いわゆるにわか雨も肌に痛いほど大粒で、あっという間にずぶ濡れになるほど降ります。一昔前のシトシトと降る雨の風景は、今や無くなってしまったのでしょうか。

東京都調布市、深大寺の夏そばを味わう集いに今年もお招きを受け、参加するのも3年目となりました。昨年と同じように『深大寺から出前そばの注文が私のところにきた』という設定で、志布志の夏そばをPRするため「出前そば届け隊」の皆さんが深大寺までそばを出前しました。志布志港からさんふらわあで大阪まで行き、大阪からは原付バイクで東海道を走り、東京まで届けるという企画。原付バイクですので道中は時速30kmでしか進めず、1週間かけて出前そばを届ける「そば道中」でしたので、多くの後続車にご迷惑をおかけしたことと思います。心からお詫び申し上げます。

今年の「そば道中」は、昨年と異なり各地に立ち寄り交流しつつ志布志市のPRを行いました。大阪では大阪そば処 衣笠本店と露天神社に立ち寄りました。露天神社は、非常に有名な神社で近松門左衛門「曽根崎心中」ゆかりの地です。曽根崎心中は、元禄16(1703)年に露天神社の境内で実際にあった心中事件を近松門左衛門が人形浄瑠璃にしたものです。曽根崎心中は、当時の人々の間で大評判となり、露天神社には老若男女が大勢押しかけたそうです。以降、この作品は幾度も上演され、現代においても恋の成就を願う多くの人々が訪れる地となっています。この露天神社でも6月30日に夏越しの大祓いが行われています。今年は衣笠本店さんのご紹介で、この露天神社でも志布志の夏そばを振舞いました。

志布志市が発信する「12月31日は年越しそば、6月30日は志布志の夏越しそば」という新しい食文化は、着実に広まってきていると感じています。

 

※「夏越しそば」は大阪そば処衣笠本店代表高木浩也氏の登録商標です。