市長コラム (平成29年10月)

2017年10月11日

第11回全国和牛能力共進会宮城大会において、本市の德重祐太朗さん出品のよりこ号が第3区優等賞1席を獲得したことについては、本号でも表紙と見開き2ページで紹介されています。

私は、議長、副議長、産業建設常任委員会の皆さんと共に9月10日、11日に応援に行きました。第3区の審査では、審査員がよりこ号と宮崎の牛の間を何往復もしていたので、間違いなくどちらかが1席だと確信しました。翌日、3区の審査結果の発表がありました。出場した32頭が一斉に並び選抜が始まります。2段階、3段階と選抜は進み、最終の4段階までよりこ号は選抜されました。満席の会場が固唾を飲んで見守る中、審査員がよりこ号に1席の場所へ移動するよう合図し、鹿児島県の応援席からは万歳三唱が起こりました。本当にハラハラしながらも感動的な光景に立ち会うことができ、応援に行って良かったと心から思いました

よりこ号は、7月に行われた鹿児島県畜産共進会では3区ではなく種牛4頭、肉牛3頭の7頭1組で総合評価される7区に出品され、残念ながら全共出場はなりませんでした。しかし、よりこ号をもう一度3区に出場しなおすよう審査員に言われ、再度3区で出場し、見事全共出場を決めました。

7区の審査の中で、よりこ号の素晴らしさと将来性を見出し、3区へ変更して日本一を獲得したことは、鹿児島県の審査員の慧眼があってこその結果ではないかと思います。

今回の全共で鹿児島県は4部門、宮崎県は3部門で優等賞1席を獲得しています。もし、鹿児島県畜産共進会での3区への変更措置がなかったら、鹿児島県の団体賞総合1位獲得はならなかったかもしれません。それも含め、今回の3区優等賞1席獲得は奇跡的な快挙であったと思います。

さらに、第9区(去勢肥育牛)に出品し優等賞第1席を獲得した鹿屋市の薬師さんの忠久福号は、父牛が徳重義種畜場の忠久勝号であり、同牧場にとっては二重の喜びとなりました。

9月24日、德重さんの地元の潤ケ野小学校・校区運動会で、日本一になったよりこ号のお披露目パレードがありました。

子どもたちや住民は、喜んで近くに駆け寄り、撫でたり記念撮影したそうです。

志布志市からただ一頭、全共に出品され、このような素晴らしい結果を得られたことは大変喜ばしく、志布志市の誇りでもあることから、徳重義種畜場様には、第2号となる志布志市日本一の志ブランド貢献賞をお贈りしました。

5年後の全共鹿児島大会でも今回のような喜びを得られるよう、德重さんの牛を中心に関係機関と連携し、応援体制をさらに充実させていきます。