市長コラム (平成30年9月)

2018年9月12日

8月11日、市文化会館で「獄友(ごくとも)」が上映されました。理不尽極まりない「冤罪被害」という仕打ちを受けながら、事実が証明されることを信じ懸命に生きている5人の冤罪被害者の人生が描かれているドキュメンタリー映画です。内容もさることながら、チラシにあった「時に涙し、怒り、絶望し、狂い、そして笑いながら・・・」という言葉が印象的でした。

警察・検察・裁判所の司法の役割が問われることになりますが、取り調べが密室化され、それが冤罪発生の最たる温床であり続ける限り、冤罪事件は無くならないでしょう。二度と冤罪を繰り返さないためには、密室での取り調べの可視化が絶対条件です。

人権はもちろん、家庭・家族をめちゃくちゃにされ、親の死に目にも会えない冤罪事件。明日はわが身となってもおかしくない中で、行政は市民の生命財産を守る義務がありますが、一方では、個人1人1人が冤罪への意識を高め、冤罪を作らせない社会づくりが、私のまちづくりのテーマである「行ってみたいまち・住んでみたいまち・住んでよかったまち」の骨格になると確信しています。

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