市長コラム (令和元年12月)

2019年12月11日

“ほめちぎる”教習所

 

三重県にある自動車教習所が「ほめちぎる教習所」としてメディアで取り上げられ、大きな話題を呼んでいることを皆さんはご存知でしょうか。

この教習所では「褒める」を取り入れて以来、生徒数は増加を続け、免許の合格率も年々向上。それだけでなく、卒業生の事故率までもが半数近くまで減少しているそうです。生徒たちの良い効果が生まれただけでなく、社員たちの仕事に対するモチベーションも向上し、仕事のストレスで悩んでしまう指導員も、目に見えて少なくなったのだといいます。

この取組を行った加藤光一さんの著書によると、「私がかつて、アメリカの自動車学校を訪問した際、教習はティーチング(教える)ではなく、コーチング(導き出す)であるというスタンスを学びました。『なんで頑張らないのか』『言ったことがどうしてできないんだ』と、こういう言葉がつい出てしまうときは、『自分が正しい』と思っているときであり、まさにティーチング(教える)の感覚です。コーチング(導き出す)では、一方的に教えるのではなく、相手の人格を認め、できることを認めながら、相手が成長できるように導きます。そして、これを上手く行うために『褒める』が役立つのです。教習所でも、普段褒められていない(であろう)生徒たちが、『ほめちぎられる』ことでめきめきと変わります。若い人こそ、褒めて伸ばすことが効く。私はそう思います。」とあります。

旧志布志町で平成15年に始まり、合併後も続いている「子ほめ条例」は、児童生徒の個性や能力を発見し、これを表彰することによって、心身ともに育てることを目的とし、設置された条例です。このように「褒める」ことは、相手を認めることでありますので、職場でもできるだけ相手の良いところ見つけて、「褒める」を取り入れた職場環境を作っていきたいものです。

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