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熱中症対策について

ページID:0025629 更新日:2024年4月30日更新 印刷ページ表示

 熱中症とは、体温を平熱に保つために、汗をかいた際、体内の水分や塩分(ナトリウム等)の減少や、血液の流れが滞ることのほか体温が上昇して重要な臓器が高温にさらされることにより発症する障害の総称です。死に至る可能性のある病態ではありますが、適切な予防や対処が実施されれば、死亡や重症化を防ぐことができます。

 特に、脱水状態にある人、高齢者、乳幼児、からだに障害のある人、肥満の人、過度の衣服を着ている人、普段から運動をしていない人、暑さに慣れていない人、病気の人、体調の悪い人などが、熱中症にかかりやすい「熱中症弱者」であり、更なる注意が必要です。

1 早めにエアコンの試運転を!

 梅雨に入り、これから夏本番のシーズンを迎えます。熱中症は室内や夜間でも多く発生しています。夏本番でのエアコンの修理や設置工事は混み合うことが予想されますので、早めにエアコンの試運転を行い熱中症予防に備えましょう。

 

熱中症対策

 

熱中症対策にエアコンの試運転を!(チラシ)<外部リンク>   

エアコンが使用できないときの熱中症対策(故障、停電、災害時等) (PDFファイル/1.14MB)                    

2 暑熱順化(体が暑さに慣れること)を実践

 暑熱順化ができていないと、体の熱をうまく外に逃がすことができず、熱中症になる危険性が高くなります。適度に汗をかくことで、体内の熱を発散することができるようになると暑熱順化が進み、発汗量や皮膚の血液量が増え、体温調整がしやすい体になります。だんだん体を暑さに慣らすため、個々人ができるトレーニングに取り組んでみましょう。汗をかくほどの家事や、湯船にゆっくり浸かることも暑熱順化効果があります。暑熱順化を実践する場合は、こまめな水分補強を忘れないようにしてください。

暑熱順化

暑熱順化ポイントマニュアル (PDFファイル/1.22MB)

夏場の外出や暑さに慣れていない方は特に注意が必要

暑さに慣れていない

夏場の外出(暑さ)に慣れていない方(チラシ) (PDFファイル/1.18MB)

3 予防法

 熱中症は屋外だけでなく、屋内でも発症し、特に高齢者においては室内での発症が多くなっています。熱中症を予防するためには、個々人が最大限の予防行動を実践することが大切です。日頃から、1日3回食事をしっかり食べることで、体に必要な栄養素や塩分が補給されます。特に、朝食は体にとって一日の始まりでもあります。暑い夏こそ、食生活に気を配りましょう。また、体力が低下しないよう質の良い睡眠をとることも必要です。

自分でできる対策

熱中症予防のために(チラシ) (PDFファイル/906KB)

高齢者や車いすの方、幼児、ペットは特に注意が必要

注意点

高齢者のための熱中症対策_チラシ (mhlw.go.jp)<外部リンク>

障害のある方へ

 エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など涼しい場所をできるだけ選び、体調の変化に気をつけ、早めの水分補給を心がけてください。

熱中症リーフレット (mhlw.go.jp)<外部リンク>

熱中症を防ぎましょう 普及啓発用資材(リーフレット等) | 厚生労働省 (mhlw.go.jp)<外部リンク>

 

農林水産業の方へ

 暑さに体が慣れていない梅雨明け直後に、農作業中の熱中症事故が多発しています。熱中症を正しく理解し、予防に努めてください。

農林水産省チラシ農作業中の熱中症に注意しましょう (PDFファイル/588KB)

農林水産省チラシ農作業中の熱中症を予防しましょう (PDFファイル/581KB)

農林水産省チラシ農林水産業における熱中症対策 (PDFファイル/3.24MB)

 

職場での熱中症対策

 いつでもどこでも誰でも、条件次第でかかりやすいのが熱中症です。特に労働をしているときなどは発症しやすく、症状が深刻なときは危険にさらされるときもあります。正しい知識と適切な予防法があれば、未然に防ぐこともできるので、熱中症にかかる前からきちんと対策をして、暑い夏を乗り切りましょう。また、仲間間での見守り、声掛けを行うことが大切です。職場においては、令和6年度も2月に厚生労働省等による「Stop!熱中症クールワークキャンペーン」が制定されていますので、職場においても熱中症予防対策にしっかり取り組むことが必要です。

厚生労働省チラシ皆で防ごう!熱中症 (PDFファイル/2.5MB)

厚生労働省・都道府県労働局・労働基準監督署チラシ(R5.2)Stop!熱中症 クールワークキャンペーンチラシ(R5.2) (PDFファイル/707KB)

ペットの飼い主の皆様へ

 汗をかかない動物の体温調整は、血液の滞留や呼吸による放熱がメインとなります。そのため、動物は体温調整が苦手で、特に暑さに弱いため、熱中症対策に注意が必要です。また、特に気温の高い日には、わずかな時間でもペットを車内に残さないようにしましょう。

環境省チラシペットを車内に残さないで! (PDFファイル/445KB)

 

4 熱中症警戒アラート・特別警戒アラート情報を確認する習慣を

 熱中症とは、暑い環境で体温の調整ができなくなった状態で、めまいや吐き気、頭痛、失神等様々な症状をきたし、最悪の場合は死に至る疾患です。誰でもなる可能性があり、室内でも起こります。

 熱中症アラートは、熱中症の危険性に対する「気づき」を促すものとして都道府県ごとに発表されます。「熱中症警戒アラート」が発表された地域において、気温が著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る被害が生ずるおそれがあるため、他人事と考えず、暑さから自分の身を守りましょう! 

 また、令和6年4月から気候変動適応法の改正により「熱中症特別警戒アラート」の運用も開始されます。熱中症特別警戒アラートが発表された際は、広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、人の健康に係る重大な障害が生じるおそれがあるため、自分の身を守るだけでなく、危険な暑さから自分と自分の周りの人の命を守る行動をとってください。

警戒アラート

熱中症に関する情報(チラシ) (PDFファイル/481KB)

熱中症警戒アラート(ポスター) (PDFファイル/488KB)

熱中症警戒アラート(チラシ) (PDFファイル/860KB)

熱中症特別警戒アラート(ポスター) (PDFファイル/378KB)

熱中症特別警戒アラート(チラシ) (PDFファイル/819KB)

環境省熱中症予防情報サイト - 熱中症警戒アラート (env.go.jp)<外部リンク>

5 熱中症が疑われる人をみかけたら

 熱中症を疑う場合や、熱中症が疑われる人をみかけたら、救急処置をしても症状が改善されない場合は医療機関を受診しましょう。また、自力で水が飲めない・応答がおかしい場合はためらわず救急車を呼びましょう。

熱中症が疑われる人をみまけたら

熱中症が疑われる場合の応急処置(チラシ) (PDFファイル/711KB)

誰でもできる応急処置(チラシ) (PDFファイル/493KB)

 

志布志市の取組

  国が熱中症警戒アラートの運用を始める4月を前に、熱中症予防対策として、市が委嘱する「健康づくり推進員」の方々へ熱中症予防対策について学習会を開催しました。志布志市が包括連携協定を結んでいる大塚製薬から熱中症アドバイザーを講師に招き、30名の会員の方が受講され知識を深められました。熱中症や予防法について学んだことを、健康づくり推進活動の一環として啓発・周知に取り組んでくださいます。

 

大塚製薬3月26日

熱中症からカラダを守ろう|大塚製薬 (otsuka.co.jp)<外部リンク>

関連情報

厚生労働省熱中症情報

熱中症予防のための情報・資料サイト | 厚生労働省 (mhlw.go.jp)<外部リンク>

環境省熱中症情報

環境省熱中症予防情報サイト  (env.go.jp)<外部リンク>

気象庁

熱中症から身を守るために | 気象庁 (jma.go.jp)<外部リンク>

早期天候情報 (jma.go.jp)<外部リンク>

Adobe Reader<外部リンク>
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