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都市計画の内容を説明します
都市では多くの人々が集まり、生活しています。都市は、安全、快適で機能的でなければなりません。
閑静な住宅地に大きな店舗や工場が建つと、周りの住宅に陽が当たらなくなることや住宅地に人や車であふれ、事故が発生する可能性が高くなります。
また、病院の隣に工場が建つと、互いの生活環境や業務に支障が生じる場合があります。
そのため、都市では土地の使い方や建物の建て方にルールが必要です。
また、都市には道路、公園、下水道など、都市の骨格となる公共施設が欠かせません。こうした都市施設は、住宅や商業地などの広がりや、人や物の流れ、他の都市との関係などを考えて、あらかじめ計画を立てておき、それにしたがって整備をしていく必要があります。
さらに、まちの貴重な自然を守り残していくこともまちづくりの中でとても重要です。
このように、住民の皆さんの意見を反映させ、都市の将来像を描きながら都市づくりを計画的に誘導し、安全、快適、機能的な秩序ある住みよいまちをつくるための計画を定めているのが都市計画となります。