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第3回 降水確率が意味するもの
今日5月21日は二十四節気のひとつ「小満(しょうまん)」です。太陽の光を浴び、草木がすくすくと成長していく季節とされています。確かに、植えてもいない雑草があちこちで繁茂していて、とても悩ましい季節となりました。しかし、考えてみれば雑草と言えどもそれは人間の目から見た考えで、地球規模で見ると緑の植物は二酸化炭素を吸収し酸素を作り出してくれる、地球温暖化を抑制するための貴重な存在であるとも考えることができますよね。
さて、今回は雨に関する「降水確率」について、少しお話をしておきます。
テレビやラジオの天気予報で解説される降水確率ですが、その定義についてご存じでしょうか。
例えば、「降水確率10%」と「降水確率90%」では、どちらが大雨と思われますか?

正解は「3 降水確率の数字は関係ない」です。
降水確率について、気象庁等の情報を参照すると次のように解釈できます。
「降水確率とは、ある時間帯・地域において、1mm以上の雨や雪が降る可能性をパーセント(%)で表したもの。過去の同じような気圧配置や気象条件が100回あった場合、1mm以上の雨が何回降ったかという『統計的な確率』のこと。」
降水確率について、すでにご存じの方が多かったかもしれませんが、ご存じなかった方は今回を機に正しい情報を記憶しておいていただけると嬉しく思います。実は、私も気象予報士になる以前は、恥ずかしながら誤解していました。
ここからは個人的な感想ですが、降水確率10%より90%の方が、雨が強い印象は確かにありますよね。
なお、傘を持った方が安心だと言われる目安は、降水確率30%以上だそうです。
これまでの志布志防災Xは、以下のリンクから確認できます。
気象防災アドバイザー・気象予報士 黒川晃






