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第4回 緊急地震速報のしくみ
4月20日午後4時52分に最大震度5強を観測した三陸沖マグニチュード7.7の地震。緊急地震速報に続き、津波警報が発表されました。今回は緊急地震速報のタイミング、発表条件等について少しお話をしてみたいと思います。
一昨年8月8日の日向灘沖地震でも、同様に緊急地震速報が発表されましたが、実感として、緊急地震速報がテレビ、スマホ等から聞こえてきて、その後揺れを体感するという流れが多いと思われます。しかし緊急地震速報のしくみとしては、地震発生後に発表されているというのを皆さんご存じでしょうか?


地震が発生すると、地震波が地中を伝わって広がっていきます。
その地震波は、早いスピードで伝わる「P波」と、それより遅いが揺れは強い「S波」の2種類あります。気象庁設置の全国約690か所の地震計、震度計に加え、防災科学技術研究所の地震観測網(全国約1,000か所)を利用して、地震発生直後にすべて自動で瞬時に処理をし、緊急地震速報の通知を行います。ただし、瞬時といっても処理に数秒程度時間がかかるため、内陸の浅い場所で発生した場合等は、S波(強い揺れ)到達に間に合わず、大きく揺れた後に通知が届くということがあります。

また、緊急地震速報の発表条件等ですが、「震度5弱以上の地震が予想されたとき」に、「震度4以上が予想された地域」に対し発表されることになっています。緊急地震速報は、命が奪われるような地震が発生する可能性が非常に高い状況を意味するものであり、『発表された瞬間』に自らの命は自らが守るという避難行動が必須となります。
これまでの志布志防災Xは、以下のリンクから確認できます。
気象防災アドバイザー・気象予報士 黒川晃






