本文
【志布志防災X】第13回 風はどうして吹くのか
風はどうして吹くの?
ずいぶん前に、わが子から聞かれて上手く答えられなかったことを思い出しました。
みなさんは上手く答えられますか?
答えはいくつかありますが、もし、ひと言で答えるとしたら、「気圧の差があるから」だと私は答えます。
その理由について、膨らませた風船を例にとって説明します。
高気圧側から低気圧側へ空気が流れることについてはみなさんもご存じだと思います。膨らませた風船の中の気圧は、外の気圧に比べ相対的に高い状態です。
つまり、風船内が高気圧、外気が低気圧とみなすことができます。風船の口を解き放つと、中の空気は勢いよく外に吹き出していきますね。
これが、高気圧側から低気圧側へ空気が流れる、つまり風が吹くという仕組みです。

では、防災上、風で気をつけなければいけないことは何でしょうか?現象で考えるとわかりやすいかもしれません。
風がもたらす害「風害」の代表と言えば、やはり「台風」でしょうか。
強い風を伴う台風は、様々なところに被害をもたらします。強い風による農作物への被害をはじめ、海の近くであれば海水による塩害も想定されます。
また、海岸近くでは「高潮」にも警戒しなければなりません。風により木々が揺れて電線に触れ、停電が発生したりすることもありますね。
いろんな物が飛んできたりしてとても危険で、時には車を横転させる力を持っていますから、暴風が吹き始める前に家の周りを片づけることが必要です。
また大雨による土砂災害が予想される場合は、危険な場所にいる方は暴風前の避難が鉄則となります。
では、台風などの低気圧がもたらす強い風について、クイズを出しておきます。

低気圧Aと低気圧B、★の地点の風は、どちらが強いと思いますか?答えは次回のお話で。
これまでの志布志防災Xは、以下のリンクから確認できます。
気象防災アドバイザー・気象予報士 黒川晃






