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【県指定文化財】 山宮神社春祭に伴う芸能(カギヒキ,正月踊)

ページID:0001479 更新日:2021年10月11日更新 印刷ページ表示

山宮神社春祭に伴う芸能(カギヒキ)

カギヒキ

山宮神社春祭に伴う芸能(正月踊)

正月踊り

山宮神社・安楽(やすら)神社の春祭りは、古くは旧正月の卯の日に、現在は2月の第2土曜・日曜日に行われています。当日に山宮神社の御輿が安楽(やすら)神社に下り、翌日の辰の日に、安楽神社で打植祭を行った後、御輿は山宮神社に戻ります。これは、その年の豊作を祈願する祈年祭であり、古い起源を持つものです。

山宮神社では「お田植」と呼ばれる、稲に似せた竹串を境内に植える神事や浜下りが行われます。安楽神社では「カギヒキ」、「正月踊り」が行われるほか、境内を田に見立て、水鍬で耕す「田打」、牛の面を被ってモガを引く「牛使い」、種籾をまく「種まき」などが行われます。

正月踊りは、9つの踊りからなっています。モモヒキに黒の紋付、博多帯を締め、頭には黒のお高祖頭布で三角の白布を後ろから前に結び、大きな手甲の脚胖、黒足袋などを身に着けて踊ります。古くは南九州の近郷近在より踊りが奉納されましたが、明治以降は地元の青年に受け継がれています。

カギヒキは拝殿横の境内で行われます。上(かみ)と下(しも)それぞれ3名に分かれ、カシの枝で作られた「カギ」を引き合います。上が勝つと豊作、下が勝つと豊漁に恵まれるといわれています。


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