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【市指定文化財】 高下谷の笠付方柱四面石塔婆
この石塔婆は軽石製で笠塔婆の一部と思われ、高さが約50cm程度で塔身と思われる部分が残存しています。方柱の三面に毛筆体の薬研彫りで梵字弥陀六字各号の各2字ずつを配当刻字しています。これは梵字の音読みで「ナ・マー・ア・ミ・タ・バタ」と読め、正面に「仁安三年拾貮月十三日大歳戌子」(1168年)と刻まれています。
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この石塔婆は軽石製で笠塔婆の一部と思われ、高さが約50cm程度で塔身と思われる部分が残存しています。方柱の三面に毛筆体の薬研彫りで梵字弥陀六字各号の各2字ずつを配当刻字しています。これは梵字の音読みで「ナ・マー・ア・ミ・タ・バタ」と読め、正面に「仁安三年拾貮月十三日大歳戌子」(1168年)と刻まれています。