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市埋蔵文化財センターの展示概要
展示室棟(134.89平方メートル)・展示室(103平方メートル)
常設展示コーナー
志布志市の歴史が旧石器時代から近代まで順にパネルによって解説してあり、それぞれの時代の遺物が展示されています。
縄文時代早期から晩期の土器や石器、耳栓(耳飾り)や、片野洞穴から多数出土した動物の骨とそれらを加工した骨製品、有明町土橋から出土した弥生時代の銅矛のレプリカ、志布志城から出土した華南三彩や備前焼などを展示しています。
企画展示コーナー
企画展等を行うスペースです。通常は志布志市内の主な遺跡の遺物を展示しています。
多数の縄文土器が出土した中原遺跡や家野遺跡、南九州最古のイネ資料が確認された小迫遺跡、飯盛山古墳や原田古墳から出土した埴輪や須恵器・土師器など、遺跡ごとに特色ある遺物を展示しています。
志布志城跡復元模型
天正二年(1574年)当時の志布志城跡(内城)の様子を想定して復元した志布志城跡(内城跡)の精巧な模型(縮尺1/200)が展示されています。また、志布志城の歴史(約12分間)と機能構造編(5分間)をビデオで解説します。
原田地下式横穴墓出土品
有明町原田に位置する原田古墳の周囲からは、これまでに3基の地下式横穴墓が発見されています。1号墓と3号墓から発見された軽石製組合石棺と、3号墓から出土した古墳時代の短甲(よろい)や鉄製品を展示しています。
続日本百名城スタンプ
志布志城は、続日本百名城に指定されています。続日本百名城スタンプは、展示室入り口に設置してあります。なお、月曜日は休館日のため、展示をご覧いただくことはできませんが、続日本百名城スタンプの押印は可能です。