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【県指定文化財】原田古墳

ページID:0020258 更新日:2023年5月2日更新 印刷ページ表示

原田古墳

 原田古墳は、志布志市有明町原田に所在する円墳です。大崎町野方を源流とする田原川沿いのシラス台地上に立地しており、周辺地域の古墳と比較すると内陸部に位置しています。

 古墳は、直径約40~45m、地表面からの高さは約5~6mで、鹿児島県内最大級の円墳です。
 発掘調査により、大規模な盗掘を受けていたことが判明しましたが、埋葬施設は竪穴式石室であったと想定できました。また、葺石や埴輪は伴わないことも確認されました。出土遺物は少量ですが、須恵器や土師器、ガラス玉などが出土しました。見つかった遺物から、5世紀前半から中頃に築造されたと考えられます。
 古墳の周囲には、南九州の特徴的な墓である地下式横穴墓がこれまで3基確認されており、原田古墳の被葬者と関係のある人々が葬られたと考えられます。


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