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メリケントキンソウを駆除しましょう
「危険な外来植物メリケントキンソウ(キク科)」にご注意ください!
外来植物であるメリケントキンソウが、市内の学校や公園等で繁殖しています。外来植物については、在来植物等への影響が懸念されるところですが、メリケントキンソウについては、その種子に鋭いトゲがあることから、繁殖している場所に手を着いたりした際に肌に刺さるなど人的被害が心配されます。
市では、被害の発生を未然に防止するため、その実態把握に努めるとともに、効果的な駆除に関し、関係機関での協議を開始します。
「メリケントキンソウ」ってどんな植物?
左:シマトキンソウ
右:メリケントキンソウ
原産地
南アメリカ
発芽
一般的に秋(10月頃) ときに春(3月)
開花
4~5月(直径は10mm程度で薄い黄色)
結実
5~6月(危険な時期)
生育地
公園・路傍・空き地・芝生・家庭の庭など地肌が見える明るい場所
高さ
5~10cm(草が混み合う場所では高くなる)
特徴
小さな草で明るい色をしている(写真参照)。枝を出すが、競争相手がいないと横に広がり、混み合う場所では高くなる。枝に花をつけるのが大きな特徴で、よく似たシマトキンソウは枝を出さず、地際に花をつける。果実には2mmくらいのトゲがあり、これが肌を刺す。果実は熟すとバラバラになりやすく、靴などに刺さり広がっていく。
駆除
駆除の時期や繁殖の密度等により、手での抜き取り、刈り払いのほか、可能な場所では薬剤による駆除が考えられます。いずれについても、開花時期前の駆除が効果的であると思われます。
市内での発生確認
市内小中学校・運動公園周辺・鉄道記念公園・大浜緑地等(確認できていない施設もありますのでご注意ください)
発生場所での注意点
発生が確認された場所への立ち入りを控えたり、立ち入られた際には、靴底を確認し、種子が刺さっていないかなどをチェックしてください。