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市長コラム令和5年4月号

更新日:2023年4月12日更新 印刷ページ表示

世界的に短い 日本女性の睡眠時間

 ​​「世界で最も寝ていないのは日本の女性」

 こちらは3月上旬に掲載された新聞掲載の見出しです。

 その記事によると、経済協力開発機構(ОECD)の調査(2021年版)では、日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、33カ国中最短で男性よりも女性の方が13分短いとのこと。睡眠時間に男女差が生じている一因には、家事負担のバランスの悪さがあり、働く女性が増加傾向にある中、夫の家事労働時間は先進諸国と比較しまだまだ短いようです。結果として、女性が睡眠時間を削って家事労働時間を捻出していると見ることができると書かれていました。

 さらに記事は続きます。

 2020年のNHK放送文化研究所の年代別による「国民生活時間調査」によると、平日に最も寝ていないのは50代女性で6時間36分、次が60代女性で6時間52分、40代女性6時間53分。男性においても50代男性で6時間54分、40代男性が6時間58分となっております。睡眠時間の確保は男女に限らず、ワークライフバランスの問題もあると思います。

 令和5年4月1日に制定した「志布志市ひとがともに輝くまちづくり条例」では、男女共同参画の定義として、男女が社会の対等な構成員として、自らの意思によって、家庭、職場、 学校、地域その他の社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、政治的、経済的、社会的および文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うことと定めました。

 私は、「家事は女性が行うもの」という潜在的意識を取り除き、ジェンダー平等の啓発をしっかりと行っていき、市民がともに輝くまちづくりを進めてまいります。


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