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10月7日から17日までの期間、燃ゆる感動かごしま国体が開催されました。鹿児島県での開催は1972年(昭和47年)の太陽国体以来、51年ぶりとなりました。
開会式には、各都道府県選手団、式典前演技出演者、ボランティアなど約20,000人の参加があり、白波スタジアムは熱気に包まれました。式典時には、天皇皇后両陛下もご臨席され、「コロナ禍からの再生と飛躍を象徴する大会に」とご挨拶されました。
今大会は、32の正式競技と特別競技(高校野球)が行われました。
志布志市では、51年前はソフトボールが開催されましたが、今回は成年男子サッカー競技が開催されました。10月12日から4日間にわたり、各ブロックの代表、16道府県224人が参加し、延べ16試合の熱戦が繰り広げられました。
12日には、高円宮妃殿下が来市され、鹿児島県と石川県の試合を観覧されました。出場された全チームの皆さんは、それぞれの道府県の代表として郷土の期待を背負い、一戦一戦、試合に臨まれたことと思います。
中でも、激戦を勝ち抜き、見事優勝の栄冠を手にした高知県チーム。また、2度追いつく粘りを見せ、惜しくもPK戦の末、準優勝となった鹿児島県チーム。この2チームによる決勝戦は1,800人もの大観衆が声援を送る試合となりました。多くの皆様の心に残る、感動の国体となったのではないでしょうか。
来年は、鹿児島県開催のために多大な協力をいただいた佐賀県での開催となります。
今大会が無事開催され、関係者の皆様からは競技場の天然芝に高い評価をいただきました。今大会を契機に、サッカーのまちとしてさらに認知が高まっていくことに期待したいですね。