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今年も8月15日を迎えました。
今年は終戦から80年の節目となります。本市はもとより、各地で戦後80年に関する行事が開催されています。何年経とうとも、戦争があったという歴史を忘れず、次代へ、そして未来へつなげる。
私たちに果たすことができる大きな責任です。
○戦争の記憶を忘れないために
1945年8月、先の大戦は多くの命と平穏な暮らしを奪い、日本全土に深い傷を残しました。戦火に散った人々、空襲や疎開、飢えや寒さに耐えた人々の苦難を、私たちは決して忘れてはなりません。
○平和は努力で守るもの
戦後、日本は平和国家として復興と発展を遂げました。しかし世界では今も紛争や対立が続き、多くの人々が苦しんでいます。「平和」は与えられるものではなく、日々の努力と相互理解によって守られるものだという事実を、私たちは改めて胸に刻む必要があります。
○次の世代へ語り継ぐ責任
80年という年月は、戦争を直接経験した方々の声が急速に失われつつあることも意味します。
だからこそ、その記憶を確かに受け継ぎ、次の世代に伝えていく責任があります。
○未来への誓い
過去の犠牲に報いるためにも、戦争の悲惨さと平和の尊さを学び続けましょう。そして、日常の中で互いを思いやり、違いを尊重することから、平和の第一歩を踏み出しましょう。終戦80年を機に、私たち一人ひとりが「二度と戦争を繰り返さない」という誓いを新たにし、未来へとつなげてまいりましょう。