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#006 だれもが安心して働けるように

ページID:0016431 更新日:2022年6月2日更新 印刷ページ表示

SDGsローカルアクションロゴ

梅沢健太さん(Farmers Villa Ume) 

貧困をなくそう 飢餓をゼロに すべての人に健康と福祉を ジェンダー平等を実現しよう 働きがいも経済成長も

梅沢さんとSDGsポスター

 「女性活躍推進が職場改善につながっている」と語る、ピーマン栽培を中心に【Farmers Villa Ume】を経営する梅沢さん。鹿児島県からも、女性活躍応援企業や子育て応援企業の認定を受けるなど、積極的に誰もが働きやすい職場づくりに取り組んでいます。今回は梅沢さんがどのような取り組みをしているか聞きました。

きっかけ

 市のホームページに掲載されているSDGs特集のページを見て、SDGsに興味を持ちました。農薬をなるべく使わずに、人のからだや環境に優しい野菜作りをしているので、自分たちの行動がSDGsに関連していないかと考えました。そこで、SDGsの各ゴールについて調べてみると、野菜作り以外にも、職場づくりがSDGsに関連していることに気付きました。

活動

 取材時の風景

 私の職場では、女性従業員が職場に対する意見を出しやすいようにと、女子会と称した相談会を設けています。女性同士でしか話せない悩みや意見を出し合う機会となっており、職場改善にとても参考になっています。また、目標達成ボーナスという、収穫量などに目標を設定し、目標を達成したらボーナスを出します。従業員からは、働く楽しみややる気が出るという声が聞こえてきます。福利厚生にも力を入れており、月1回おやつの日や弁当の日を設けています。

 私の職場では子育て世代の従業員も多いので、子どもの急な発熱などで出勤できない状況でも、気軽に休みの連絡ができるしくみを作りました。相談会でも子育ての情報を共有しているので、子育て世代が安心して働ける職場です。

 

 女性活躍推進と子育て支援は、SDGsを意識したものではなく、職場改善に努めてきた結果です。誰もが安心して働けるようにと改善を続けていたら、SDGsの17の目標のうち、「すべての人に健康と福祉を(No.3)」、「ジェンダー平等を実現しよう(No.5)」、「働きがいも経済成長も(No.8)」に関連した取組みをしていました。

 

これからの活動

 4月の中旬からサンポートしぶしアピア内にある志布志市特産品販売所「港湾通り」に、今まで廃棄するしかなかった規格外ピーマン(市場に出せないピーマン)を販売しています。規格外と言っても、食べられないものではなく、大きくなりすぎたり、収穫が少し遅れてしまったりしたものなので美味しく食べることができます。「港湾通り」で販売するようになってから、廃棄量が8割以上減り、フードロス解消につながっていると感じます。今後はピーマンを使った料理のレシピも作成したり、食育を行ったりして、フードロス解消を目指していきたいです。

ピーマン画像

 また、新規就農育成事業も開始しているため、鹿児島県内に限らず、県外の新規就農者の支援も行って、農業を盛り上げていきたいです。

想い

梅沢さんとピーマン畑

 小さなことの積み重ねがSDGsにつながると思います。今後はSNSなどを通じて、私たちのSDGsの取り組みを見てもらい、みなさんもできると思ってくれたらうれしいです。私たちの職場では全員が楽しく働ける職場づくりを目指しています。SDGsも小さなことを楽しく、継続して実行することが大切だと思います。

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