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南九州特有のシラス台地で育まれた、ミネラルを多く含む志布志市の安心・安全な水を提供する株式会社霧島湧水。今回は、工場長である加世田伸一さんにどのようなSDGsな取組みをしているかを伺いました。
水を扱う企業として、環境問題を重視していました。環境が悪くなってしまうと、安心・安全な水を提供できなくなってしまうからです。そこで、資源を大切にしたり、二酸化炭素の排出量を減らしたりすることで環境問題解決へと繋がり、おいしい水を提供し続けることができるのではないかと考えました。
ペットボトルとラベルの軽量化に取り組んでいます。2リットルペットボトルはこれまで54グラムでしたが、軽量化に取り組んだ結果、5グラムの軽量化に成功しました。少しの軽量化に見えるかもしれませんが、工場では年間およそ216万本の2リットルペットボトルを製造しているため、年間で10トンもの軽量化になり、製造や管理にかかるエネルギーの削減に大きく貢献しています。
他にも、ボイラー設備で使用する燃料をガスへと切り替え、二酸化炭素の排出量を削減したり、工場内の電気をLED化することで電気消費量を削減したりしています。
少しでも環境問題解決へと繋がる活動を続け、水を扱う企業としての環境問題に対する責任を果たしていきたいです。
今後も安心・安全な水を提供し続けるために、地球環境に優しい商品製造を行っていきます。