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志布志市農業公社のピーマン研修生を紹介
志布志市農業公社で、令和2年度から研修を行う研修生を紹介します。
農業公社の研修は、毎年7月から始まって、ピーマンの播種から収穫まで実際にしていきながら栽培方法を学んでいきます。
研修生は2年間の研修期間を通して、技術や知識を学び、独立して農業できるように日々頑張っています。
研修生紹介
- 松田 靖之さん エミさんご夫婦
はじめはエミさんが、市報で農業公社の情報を見て相談に行ったことがきっかけ。農業公社へ相談に行ったところ、1人での農業経営は難しいといわれ、靖之さんにも相談しました。
靖之さんも最初は難しいのではないかと考えていましたが、エミさんの農業をやりたいという情熱と以前の職場の同僚からの後押しもあり、農業公社で研修することを決断したそうです。
志布志市の出身で、とても元気で明るいお二人。実はエミさんはピーマンが嫌いとのこと。
「ピーマンは嫌いですが、志布志のピーマンは肉厚でおいしい。」とおっしゃっていました。
- 西田 辰男さん ゆかりさんご夫婦
霧島市内で製品会社の工場に勤務をされていた辰男さん。もともと、家庭菜園をされていて、将来は農業をしてみたいとの夢がありました。
身近な同世代の方も農業で独立していく中で、その夢はどんどん膨らんでいったそうです。
ゆかりさんは看護師をされていましたが、出産時に退職。辰男さんはゆかりさんに農業しようと誘ってみましたが大反対でした。
諦めきれない辰男さんは、2年間、農業フェアやインターネットなどで就農を模索した結果、最も研修制度が良かった志布志市を見つけました。
辰男さんの情熱に押されたゆかりさんから、ようやくOkがでて、志布志市への移住を決断したそうです。
研修を始めてみて大変だと感じることはありますか?
ピーマンの栽培は、ハウス内での作業が中心です。
夏場の日差しが強く、平均気温が25℃超えるような日は、ハウス内の温度は40℃を超える場合があります。
定植や誘引などの作業は、汗だくになってされているそうです。
これからの目標を教えてください
「今は、目の前のことを一生懸命頑張る!」と皆さんおっしゃいました。
まだまだ7月に研修が始まったばかりで、毎日初めてすることや初めて聞く言葉ばかり。
農業公社の方や先輩に教わりながら、ピーマンの収穫まで頑張るそうです。
最後に
研修は7月から始まって、お二組とも初めてのことも多く、苦労されていることもあるようですが、ピーマンが日々育っていくのを見ていると、自分たちが頑張った分だけ結果が目に見えるので楽しいとおっしゃっていました。
ピーマンの収穫は、11月下旬から始まるそうです。皆さんが育てたピーマンが、私たちの食卓に並ぶのを楽しみにしています。