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【志布志防災X】第14回 等圧線が混み合うと風は強くなる
さて、前回のクイズの答えですが、「低気圧A」が正解となります。

難しい問題だったので悩まれた方が多かったのではないでしょうか。
では、なぜ低気圧Aの方が風が強くなるのか、その仕組みについて少しお話をしたいと思います。

風の強さは気圧の傾きで決まります。
気圧の傾きは、気圧の差とその距離(間隔)で表現できます。
同じ気圧差(4hPa)でも、その距離が短ければ傾きが大きくなるし、長ければ傾きは小さく、緩やかになります。傾きが大きいほど風が強く吹くのですが、例えば下り坂が急だとスピードが出てしまうという感覚はおわかりいただけますよね?それと同じです。
ちなみに、台風の「強さ」は「最大風速」で区分しており、「中心気圧」で判断していません。
実際のところ、中心気圧が低いと中心に近づくにつれて等圧線が非常に混みあっていくことが多く、結果中心付近で強い風が吹くため、中心気圧を判断材料にしてしまう方が多いのかなと思っています。現実を見るとあながち間違ってはいないのですが…。
今後、皆さんが天気予報のテレビ画面に写る天気図を見るときのポイントの一つに「等圧線の込み具合」を加えてもらえると、嬉しく思います。
これまでの志布志防災Xは、以下のリンクから確認できます。
気象防災アドバイザー・気象予報士 黒川晃






