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志布志城(松尾城)の概要
松尾城は楡井氏の本城であったといわれており、志布志城の中でも最初に築かれたと伝えられています。鎌倉末期以降に築城され、1357年まで、松尾城をめぐる合戦が幾多もあったと考えられています。内城が中心的役割を担うようになってからも継続して利用されていたようです。
大きさは、北北西から南南東に向け約400m、最大幅250mの範囲が主要部分で、最高地点は海抜55m、城内の最も低い高度の曲輪でも海抜16mの高さです。
松尾城も平成15年に曲輪4、曲輪5上段・下段にトレンチを入れ確認調査を実施しています。