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先日、長崎市にお住まいの西山 亮一さん(有明町出身)から2,100,000円の寄附を頂きました。
西山さんは94歳で、通山小学校に6年生まで通い、お世話になった故郷への恩返しとして、本市の子ども達のために役立てて欲しいと話されました。
35年間炭鉱で一生懸命働きながら、コツコツとお金を貯められたそうです。「会社を辞めた後もお酒やたばこをやめて、健康的な生活を送ってきたおかげで、病気ひとつしない。今でも、自分で食事、洗濯、掃除など全ての家事をしている。」と話され、とても94歳とは思えない言葉使いや身のこなしに驚かされました。
日課は、朝から新聞の全てに目を通すことだそうです。昔は窃盗事件などなく、安全・安心な社会だった。今の政治が悪いと怒って話されました。
94歳と高齢でありながら、夏までに一回は志布志に帰省したいと意欲を示され、「お待ちしています」と伝えると満面の笑みを浮かべられました。
他人に迷惑をかけない、奉仕の心を持ったこのような人生を送りたいものですね。
子ども達への思いを寄附という形で頂いたことに感謝し、大切に活用させていただくことで西山さんの思いに応えたいと思います。