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志布志市は、平成18年に旧3町(松山町、有明町、志布志町)が合併により誕生し、鹿児島県東部、志布志湾のほぼ中央に位置しています。青い海と豊かな緑の大地に恵まれ、温暖な気候を生かした特色ある農業や畜産が盛んであり、いちご、ピーマン、さつまいも、豚、ブロイラーなどの農畜産物、はも、岩がきなどの水産物、さかき、しきみなどの特用林産物は、県内上位の生産量となっています。特に、茶、肉用牛、養殖うなぎは、生産が盛んであり、国内トップクラスの生産量を誇っています。
海の玄関口である「志布志港」は、昭和44年に重要港湾に指定、平成23年に国際バルク戦略港湾に選定され、志布志港の役割はますます重要になっています。志布志港の若浜地区には、飼料コンビナートが形成されており、市内に立地する食肉加工場とともに、南九州の農畜産業を支えています。平成29年度からは国際バルク戦略港湾関連事業が着手され、現在整備が進んでおります。平成30年度には、新若浜地区の国際コンテナターミナルの岸壁延伸(80m)が着手し、令和4年1月に供用開始されました。
志布志港は、陸海交通の要衝・南九州の国際物流拠点として、ますます発展していきます。